ファスティング

ファスティング

We are what we eat
(私達は食べたものからできている)
というアメリカのことわざを
聞かれたことがあるでしょうか。

まさに私達の姿も思考も、すべて日々口にするものが
作っているということは明確です。

食べる内容や質に対して意識が高まり、
オーガニックや健康食品、様々な食療法が
注目されるようになった昨今ですが、
環境汚染も深刻化しており、
今どんなに食に気を付けていても
有害物が全く体内に入らないという
生活を送ることは困難な状況です。

「何を食べるか、何を食べないか」を考えることは
大変重要なことですが、
それ以上に注目すべきは、
「すでに蓄積されているものをデトックス
(体外へ排出)し、
解毒力の高い体作りを行う」ということなのです。

日々医療が高度化する一方で、
病気になる人も増える一方です。
ここ数十年の食環境の変化、生活環境の変化が
大きな影響となっていることは間違いないでしょう。

ただ、生きていくためには食事は必須です。
食事をすること・食事の時間は楽しいものですし、
幸せであるべき時間です。

だからこそ、今一度、
自分が日々口にしているものに意識を向け、
何が自分にとって必要なのか不必要なのかを
知ることが、とても大切なのです。

食事は空腹を満たすために
するのではなく、
生きていくために必要な栄養素を
体にとりいれるための
大切な行為。

細胞からイキイキと元気になるような
「生きた食事」をとりたいものですよね。
ただし、そんな大切な食事ですが、同時に体にとって
大きなストレスにもなっています。

食べると体では必ず
「消化」という作業が行われます。
また解毒すべき有害物も多い現代の食事では、
体のほとんどのエネルギーが消化や
解毒作業に消費され、
その結果内臓が疲弊し、
同時に有害物も蓄積する一方です。

そんな現代を生きている私達だからこそ、
一度食を断ち、内臓を休息させて
あげるべきなのです。

そうすれば「消化・吸収・解毒」に費やされていた
エネルギーが控えられ、
その分「代謝」へエネルギーがまわり、
体内の修復や代謝機能がアップ。

また体内に蓄積している有害物質も
少しずつ排出(デトックス)されるようになります。

こうやって体内システムが生まれ変わる――
これこそが、ファスティング(断食)なのです。

つまり食とファスティングは1セットなのです。

ただ、残念なことに食についても、
ファスティングについても
健康情報が氾濫しすぎていて、
かえって何からすべきか混乱してしまっている方、
理論も自身の体も知らずに
方法だけを身につけて実践し、
うまくいかないと嘆いている方なども
多く見受けられます。

理論と自身の体を知り、方法を身につけて実践。
本質がわかると自己管理ができる。

ファスティングを行う前に
自分自身の体の現状を知る必要もありますし、
ファスティング以前に、生活習慣の見直しから
すべき人も多くいらっしゃることでしょう。

だからこそ、しっかりとした正しい知識を
身につける必要がありますし、
ファスティングも方法だけではなく、
その本質を理解して頂きたいと切に願い、
そのきっかけとなればと作り上げたプログラムが
「ファスティングコンシェルジュ」です。

ただ資格を取得すれば終了ではなく、
健康について体についての
正しい知識と実践力を身につけて
頂くことが大きな目的です。

このファスティングコンシェルジュが、
皆様の健康と美とこれからの人生において
大いに役立てて頂けることを、
心から願っております。